2020.9.3
積立投資をやめてしまう3つの理由【積立投資は続けることが大事】
今日は積立投資を辞めてしまう3つの理由というお話です。
積立投資ということで投資を始めたのはいいんですけども辞めちゃう人が非常に多いですよね。
積立投資=長期投資ということなので、やはり長期的に続けていかないと意味がありません。
積立投資は始めるのは簡単ですよね。
でも、なにが難しいかというと【続けること】が一番難しいってことなんです。
いやー、これがホントに難しいんです(*_*)
ある証券会社のデータによると、全体の平均としては
2年で辞めちゃう人が多いとのことです・・
続けている期間が2年だけ。
2年以内にやめちゃう人がほとんどだっていうことなんです(O_O)
何で辞めちゃいたくなっちゃうのでしょうか?
そのやめてしまう理由が主に3つあるんですけども
それがこちらです!
①株価が下がった時
②株価が上がった時
③他に良い商品を見つけた時
具体的にこの3つをお話ししてきますと・・
まず株価が下がった時。
これは、たとえば
投資信託などで基準価格ってありますね。
この基準価格が
例えば20,000円だったのが15,000円に下がった。
そうすると保有している評価額(時価額)が下がります。
画面でいつでも確認できますから、こわくなって辞めてしまうということですね。
ほんとは、株価が下がると口数を多く変えるメリットというのもあるのですが、
それでもですね、分かっているんだけど怖くてやめたくなっちゃう・・
具体的には、例えば基準価格は2万円だったら
証券会社によりますが、この2万円は1万口あたりの金額が2万円ということになっていて、
そうすると2万円÷1万で1口あたりの金額は2円ということです。
そこに例えば50万円を投資するとしたら25万口保有しているということです。
これが基準価格が15,000円に下がると1口当たりの金額が1.5円になってしまうので
25万口×1.5円=375,000円で保有が50万だったのが37.5万
まぁ、これは怖くなりますね( ̄□ ̄;)
でも、ここでさらに50万投資すれば2円の時は25万口しか買えなかったのに
50万÷1.5円で50万口買えるということです。
買える口数が増えますよね。
安い時にたくさん買うというのが正解なんだけれども
それがなかなかできないということです。
では、次に
株価が上がった時ですが、
上がったらどうか?
例えば基準価額20,000円が25,000円に上がったと。
そうすると先程の例で
50万(25万口)
↓
62.5万(25万口)
どうですか?
同じ口数で何もしてないのに62.5万円
これ、やめたくなりますよね?
儲かっているうちに・・みないな。
だからここ利益確定しちゃってね
また下がるタイミングを待とう。みたいに考えちゃうんですよね
でも、実際そんな都合よくいかなくてですね、株価が自分の好きなタイミングで上がってくれることはないのですよ( ̄д ̄;)
それで1ヶ月2ヶ月経過・・
で、そのまま支払うのを止めたまま数年経過って
長期投資だっていうことも忘れてしまう(*_*)
結局続かないってことになっちゃうね。
そして最後に『他に良い商品を見つけた時』
ですが、
もっと信託報酬手数料が安かったり運用成績が良い投資信託がある
みたいな話を聞いて
そっちに乗り換えした方が得じゃないか?みたいなことです。
そうすると、もともと保有していたやつを一旦利益確定して
新たに新しいファンドをはじめる!
こんなことをしてしまうと思います。
安い方に行くということで、それはいいんですけども
1%と信託報酬料が安ければ10年で10%だから確かに効果は大きいんですけれども
でもさっき言ったようにですね、一度ストップするとまた安くなるタイミングを計ってしまったり
頻繁に何かやろうとしても日々の忙しさで忘れてしまったり・・
結局長く続けて効果を得る
その長期投資のメリットのところを消しちゃってるって事ですね。
長期投資で最低でも15年
ほんとは25年とか30年続ければお金はすごく増えるんです。
でもそもそも10年も続かない、たった2年でストップ。
これでは一切資産形成になりません。
結局、資産運用に成功するためには
運用利回りや手数料とかを考える前に
【お金の管理力】
それと【自分コントロール】ですね
こっちの方が大切と話ですね。