「お金を貯めなくちゃ」「資産を増やしたい」漠然とそう考えてはいても、実際に『人生に必要となるお金』がいくらなのか、どのくらい貯金をしておけばいいのかわからない…
そのような方は多いのではないでしょうか。
もしくは、現実的な数字を見たくなくてあえて目を背けている方もいらっしゃるかもしれませんね。
ですが、「お金を増やす」ことを考えたときに大切なのは計画性。目標に向けて計画的に準備するため、これらの目安は絶対に知っておくべきです!
人生に必要な資金がいくらなのか、以下に簡単にまとめましたので私と一緒に振り返ってみましょう。
生活費 | 1億2,453万円 |
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住居費 | 3,733万円 |
教育費 | 公立767万円 私立2,229万円 |
定年後の 生活費 | 5,352 ~ 8,784万円 |
合計 | 約3億円 |
■生活費
1 世帯当たりの1 ヶ月の平均支出は29 万6,512 円。(総務省統計)
30 歳から65 歳までの35 年間でかかる金額はなんと1 億2,453 万円!
■住居費
生活の基本である衣食住のひとつである「住」、住居費です。
住宅金融支援機構の統計によると、住宅購入費用(ローン)は全国平均で3,733 万円。
■子どもの教育費
お子さんのいらっしゃるご家庭、お子さんを持つご予定の有るご家庭なら、子ども1 人育て上げるのに一体いくらかかるのか、とても気になるところでしょう。
これは、幼稚園から大学まで
公立のみで約767 万円、
私立なら約2,229 万円が平均金額です。
■定年後の生活費
子どもたちが巣立ち、仕事をリタイアして過ごす穏やかな老後生活。現役時代に比べてあまり生活費がかからないイメージがありますが…生命保険文化センターの調査によると、定年後は
平均的な生活でも1 ヶ月の支出は約22.3 万円。ゆとりのある生活を求めるのであれば、1 ヶ月に約35~38 万円が必要という結果が出ています。
つまり、
老後65歳~85 歳まで生きたとして、例えば20 年間で約5,352 万円もの生活費が必要で、さらにゆとりをある生活をするには約8,400~ 9,120万円ものお金が必要となるのです。
人生に必要な金額はなんと約3 億円!!
これらの他にも、結婚式、出産にかかる費用、車の購入・維持費、旅行などの娯楽、介護など様々な費用がかかります。
もちろん、その方のライフプランにより上記のすべての出費があるわけではありませんが、
結婚・出産・子育て・住宅購入・老後…というストーリーを考えたとき、人生に必要な金額はおよそ3 億円以上といわれています。